「血管不全」の診断基準がHypertension誌に掲載されました

『血管不全』には,血管内皮,血管平滑筋,および血管代謝における機能不全が含まれており,それらの異常を早期に発見し,適切に治療介入することにより,血管を健やかに保ち,ひいては心血管病の予防につながると期待されます。

しかし従来,『血管不全』を臨床の場において適切に診断するための診断基準が設定されなかったため,『血管不全』の社会への普及が十分ではありませんでした。

そこで,今回,日本血管不全学会が,臨床の場で広く普及している血管内皮および血管平滑筋の機能を簡便に測定するための生理学的検査(FMD,RH-PAT,PWV,CAVI)において,『血管不全』を診断するための基準値を策定し,本年10月にHypertension誌に発表しました。

今後,この診断基準を社会へ普及させると同時に,それを用いた臨床研究などを通じて,心血管病の先制医療へ広く活用していきます。

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